国産乗用車市場における「トヨタ自動車(株)」の1強が鮮明に

電気自動車、自動運転など最新テクノロジーの結晶であり、産業をリードし続ける自動車市場。今回は国産乗用車をターゲットとして、国内メーカーの競争力を「Xビジネスエンジン」で分析し、ランキングを作成した。

メーカー別では、レクサス、トヨタとトヨタ自動車(株)のブランドが1−2フィニッシュとなった。指標の内訳に目を移すと、質的評価である温度、魅力度をレクサスが、量的評価である熱量をトヨタが、それぞれ高ポイントとなっていることから、トヨタ自動車(株)によるブランド・ポートフォリオの成功を証明する結果となった。

下位に注目すると、主戦場が軽自動車(今回の集計対象外)であるダイハツ以下の総合評価となっているホンダと三菱自動車は、ブランディングやユーザー満足度などに潜在的な課題を抱えている可能性が高い。

特にホンダは、熱量がトヨタに次ぐ2位であるにも関わらず、温度と魅力度のスコアが低くなっていることは深刻に受け止めるべきである。「昔のホンダは尖っていた」など、現状を憂う声が時折聞こえてくる要因もここにあるかもしれない、と過去から現在にかけて延べ6台のホンダ車オーナーである筆者は思う。トップスコアのシビックでさえ全車種ランキングで17位というのはいかにも寂しい。

ホンダのフラッグシップモデル NSXは車種別ランキングで35位に(悲)

 

「Xビジネスエンジン」で作成するランキングの特性は、個別ブランドを集積してスコアリングをしていることにあるため、以下の作表に際してはメーカー別トップスコア車種を追加した。

 

順位 総合評価 メーカー 温度 魅力度 熱量 トップスコア車種
1 57.13 レクサス 66.36 58.04 47.00 LEXUS NX
2 54.50 トヨタ 52.64 37.13 73.73 プリウス
3 54.15 スズキ 57.33 61.33 43.80 クロスビー
4 53.53 スバル 48.39 62.20 50.00 SUBARU XV
5 48.49 日産 45.27 47.25 52.95 ノート
6 47.01 マツダ 35.43 57.96 47.65 CXシリーズ
7 46.35 ダイハツ 60.37 38.46 40.22 アルティス
8 45.13 ホンダ 40.97 41.38 53.04 シビック
9 43.70 三菱自動車 43.25 46.24 41.61 デリカシリーズ

 

調査要綱

調査対象:2018年1月時点における国産乗用車ブランド(新車販売中・軽自動車を除く)
集計期間:2017年1月1日〜2017年12月31日(1ヶ年)
調査手法:Xビジネスエンジン(弊社開発ツール)によるクラウドサーベイ

 

国産乗用車:車種ブランド別Xランキング

1位 TOYOTA プリウス
2位 SUZUKI クロスビー
3位 TOYOTA シエンタ
4位以降のランキング結果

 

1位 TOYOTA プリウス

プリウス(PRIUS)は、トヨタ自動車が1997年から製造・発売を開始した世界初の量産ハイブリッド専用車(スプリット方式)、およびそれを中心としたハイブリッド専用車のブランド(商標)である。

同等クラスのガソリン車と比較すると燃費性能に優れるが、車両価格が高く価格差を燃費で相殺するまでには相当な走行距離を要すると言われてきた。しかし現状ではプリウスに車格が近いプレミオやウィッシュにプリウスと同等の車両安全装置VSDやカーテンエアバッグなどの装備を追加すると、プリウスとの価格差は無いかむしろ低廉となる。しかしコンパクトクラス、サブコンパクトクラスとの車両価格差を回収するには年間1万キロ走行では10年近くを要する。

プリウスは単に燃費性能が良いというだけではなく、環境負荷の低減や先進的なEV機能などを評価して購入すべきであるという見方も強い。実際、アカデミー賞に俳優がプリウスに乗って登場したように、プリウスは環境に良いというブランドイメージを築いており、日本では好調な販売成績を挙げている。

(Wikipediaより引用)


2位 SUZUKI クロスビー

クロスビー(Xbee)はスズキが製造・販売するクロスオーバーSUV型のコンパクトカーである。

軽クロスオーバーSUVのハスラーの小型乗用車規格版をイメージさせるデザインであるが、スズキ社長の鈴木俊宏は、「大人5人が乗れるワゴンの広さとSUVらしい走破性を両立した新ジャンル」と説明している。

(Wikipediaより引用)


3位 TOYOTA シエンタ

シエンタ(SIENTA)は、トヨタ自動車が2003年から製造・販売を行っている5ナンバーサイズの7人乗りミニバン型乗用車である。

2010年8月に一度販売を終了したが、代替車種とされていたパッソセッテ/ブーンルミナスの売れ行きが不振だったこともあって計画が変更され、わずか9か月後の2011年5月に製造・販売が再開された。

(Wikipediaより引用)