アパレルの牽引による増収基調で年商16億円!!
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ハロウィンの定着などで年々市場規模が拡大しつつあるコスプレ市場の中で、圧倒的シェアを誇る(株)コスパ。差別化が難しいコスプレユーザーをターゲットにした同社ビジネスの成長の背景には、大手代理店顔負けのメディアミックス戦略が・・・ 矢野経済研究所が独占取材を元に、同社のを徹底分析。
さらなる進化を遂げる㈱コスパの事業展開に、クールジャパンの王道を見た!!

のエンジン

コスプレを単なる仮装ととらえず、コンテンツファンの自己表現手段としてとらえる㈱コスパは、自社商品の質・量の充実を図るだけでなく、ユーザーに新たな情報をえる伝達経路や、ユーザー同士が交流する場などもグループ事業として展開することで、ユーザーの値をマックスにしている。

のサスペンション

1嗜好別・用途別ブランド展開

  • 日常生活で着用・使用できるキャラクターアパレルおよびグッズ
  • 漫画・アニメ等のキャラクターの衣装を忠実に再現したコスプレ用オフィシャルコスチューム
  • いわゆる「萌え」キャラクターを使用したアパレルおよびグッズ
  • パーティ向けなどの簡易的な仮装コスチューム

㈱コスパは、コスプレユーザーの嗜好や用途に合わせたブランドを展開。上記のほかオーダーメイドコスチュームの製作や、企業のノベルティグッズ(アパレル以外のものも含む)のOEMも行っている。

2「同好の氏」が集まる「キュアメイドカフェ」運営

秋葉原における元祖「コンセプトカフェ」である「キュアメイドカフェ」を運営。漫画やアニメ等コンテンツファンの憩いの場の提供を目的とし、「癒し」というテーマから「働くメイド姿」というモチーフを選んだという経緯がある。クラシックを中心としたBGMを流す、週に1度プロ奏者によるフルートやハープの演奏会を催す等、リラックスできる空間作りを行っている。リピーターも多く、客の約4割は女性となっている。「メイド喫茶ブーム」終焉や景況の影響を受けず、約5,000万円の年間売上を維持しているものと見られる。

3企業グループで業容を拡大

販売やイベント運営等をグループ内で分業することで業務の効率化やシナジー効果を拡大。 タブリエ・マーケティングが店舗運営を担い、同社製品の総販売元になるとともに、同社製品以外のキャラクターグッズの取り扱いも行っている。商品を確認・試着してから購入することが多いため、同社で総売上の約60%が店舗販売によるものである。「コスパ」ブランドの信用度の高さから、他社運営のオンラインショップで同社商品を購入するリピーターも多く、「トラントリップ」を大手量販店にも卸す等、販路拡大を図っている。

のナビゲーション

世界に誇れるキャラクター・エンタテインメント
コンテンツ価値の最大化

同社グループは、キャラクター・エンタテインメントというマーケットがまだ確立されていなかった時代から同ビジネスに着目し、ファン層の拡大に貢献してきた。たとえば、全国で開催したコスチューム・イベントがマスコミに取り上げられたことで、当該マーケットの拡大に寄与したこともその一例である。 そして現在、同社グループが注力しているのが、同社自身が「コンテンツ・プロモーション・メディア」になることである。放送機能、広告代理店機能、プロモーション機能、MD機能、流通・コマース機能のあらゆる面をグループの総合力によってカバーできる体制を確立し、コンテンツ・ホルダーにとってはさらなるビジネスの拡大を、ファンにとってはより多くの場面でコンテンツに出会える楽しさを提供できる機会を創造していく意向である。 さらに、日本が誇れるキャラクターソフトという知的財産を、国内市場はもちろん、アジア、北米、欧米などの世界へと広く事業として展開していく構えである。