若者のTwitter利用における価値の1種、感情価値についてのご報告の最後です。
今回は、感情価値の値が高い層と低い層を2分して、価値観項目別にどの程度違うのかを確認しました。

前2回にわたって同じように説明してきましたので、感情価値についての説明は省略、心の豊かさへのつながりやすさと考えてください。

さて、価値感情の値が高いユーザーと低いユーザーを比べると、当然ながら価値感情の値には大きな差があります。
それではその差はどの程度なのかと言えば、平均すると5.6倍程度となっていました。

また価値項目別の傾向、すなわちグラフの波形をみると、ほぼ似たような形になっていることが確認できました。

これらから、感情価値の値の差は、すべての価値項目にわたって、単純に値の大きさ、簡単に言えば心の豊さへのつながりやすさの違いでありそうです。

ただし価値感情項目の中で1つ「社会に貢献する、誰かの役に立つ」だけは、ほんのわずかですが違う傾向を示しているようです。
感情価値が低い層は、高い層よりもこの値が低め(波形が凸になっていない)に出ています。

 

 

ここからは全くの推察でしかありませんが、『Twitterコミュを通じて誰かに多少でも影響を与えることができるか、どうか』が感情価値の大きさの違いの背景にあるのではないでしょうか。
簡単に言えば、Twitterによって誰かに影響を行使できると思うような人と、そう思えない人では、価値感情の値が5.6倍も違うということですね。

次回からは、これまでの価値とは異なる価値、Twitter利用の金銭的な価値(効用価値)についてご報告していきたいと思います。

少し前に、LINEの利用価値が200万円あるという某有名大の学生(院生)の卒論結果が話題となっていました。
少々これにあやかり、Twitterの利用価値について同じように算出(まったく同じではありません)してみましたのでご期待ください。

(品川 郁夫)


*本調査結果の詳細についてのお問い合わせは、矢野経済研究所 Xビジネス開発室までお願いします。