株式会社ワン・パブリッシング
『日本一怪しいオカルト雑誌の出版』
どんな「Xビジネス」
UFO、予言、怪奇・超常現象、古代文明の謎・・・等の「オカルト」分野だけに特化した月刊誌「ムー」の編集、発刊。1979年に創刊し、40年間、オカルトジャンル一筋で現在に至っている。
事業者・組織概要
- 本社所在地
- 〒110-0005
東京都台東区上野三丁目24番6号 上野フロンティアタワー14F - 代表者
- 廣瀬 有二
- 設立
- 2020年7月
- 資本金
- 1,000万円
- 従業員数
- 電話番号
- 03-6431-1400
- URL
- one-publishing.co.jp
- 概要
- 雑誌及び書籍の出版・販売、Webページ・映像・デザイン・プロモーション・イベントなどマルチメディアコンテンツの企画・制作、その他健康器具の輸入販売など各種事業
- 備考
- 学研プラスと株式会社日本創発グループの共同出資会社
「Xビジネス」の概要
月刊誌「ムー」は、1979年に、学習研究社(現:学研ホールディングス)が創刊したオカルト雑誌である。(2020年7月に、学研グループの事業分割が行われ、学研プラス「ムー」編集部の事業は、現在の株式会社ワン・パブリックに継承されている。)
UFO特集、宇宙人、ノストラダムスの予言、古代文明、陰謀論、超常現象等について毎号テーマに沿って掘り下げた特集を組む、日本でも稀有なオカルト専門誌として、安定した人気を誇っている。
「ムー」創刊頃の、1980年代頃は、超能力者ユリ・ゲラーが人気を集め、地上波のTVでもUFO、超常現象に関しての特番が頻繁に放送されるなど、オカルト人気があり、「ムー」に競合するオカルト雑誌が複数あったが、TVでのオカルト特集番組が無くなり、インターネット全盛期の現在においても尚、「ムー」は、同じエネルギーで編集を続け、熱い愛読者(通称:ムー民)を惹きつけ続けている。
2019年には創刊40周年を迎え、ムーの40年の軌跡を辿る展示会等も催された。
ビジネスモデル/サービス
「ムー」は、基本的に紙媒体の月刊誌であり、ビジネスとしては、出版業である。株式会社学研プラス 「ムー」編集部は、取材、寄稿等の情報を元に、記事を執筆、編集し、書籍卸(日販、トーハン他)を通じて、全国の書店、雑誌販売店に流通させている。
また、同社では、「ムーPLUS」という名称にて、「ムー」の公式サイトを運営するとともに、月額900円のWebマガジンを発行しており、有料会員に対して「極秘情報」を提供している。
尚、公式サイトの中にある、お知らせコーナーは「ムー民ひろば」という名称で、各種情報が提供されている。

月刊誌「ムー」
表紙は必ず「目」の画像が入っているところが印象的
なぜ「Xビジネス」
オカルトというぶっ飛んだ(=eXtremeな)分野に特化して、40年以上も雑誌を作り続けて、「ムー民」と称される熱狂的ファンをずっと囲い続けている凄いビジネス(=Xビジネス)である。いい意味で怪しい(=「X」)のも素晴らしい。
「Xビジネス」度数
- 魅力 : 5
- UFO、宇宙人、超常現象・・・を特集記事で、魅力たっぷりに表現している。
- 熱 : 5
- オカルトへの編集の熱が半端ない。ファンの熱も非常に高い。
- 尖り・ぶっ飛び度 : 6
- ぶっ飛びが、短期間でなく、40年以上続いているところが、相当にぶっ飛んでいる。
- 匠・技 : 3
- 丁寧な取材、編集が施されている。
- 面白さ : 4
- マンネリ化しない面白さ、刺激が常にある。