不定期連載エッセイ:

 

長州力引退を見て、勝手にプロレス業界について思う今日この頃・・

 

皆さんは普段、ゲームをするだろうか。毎日の人もいれば、週末に少しだけ遊ぶという人もいるだろうし、電車でスマホ片手に遊ぶ人もきっと多いだろう。私はスマホゲームは一切やらないが、家庭用のゲームは時々遊ぶ。好きなのが「かまいたちの夜」「龍が如く」などでジャンルとしては非常に偏っている。あとプロレスゲームも大好きで、それこそファミコン時代からPCエンジン、ゲームボーイ、メガドライブ、スーパーファミコン、ロクヨン、プレステと、どのハードでもやり尽くしてきた。そして去年の2018年、「ファイヤープロレスリングワールド 新日本プロレス」というゲームが発売されたのだ!

この「ファイヤープロレスリング(通称ファイプロ)」というゲームを少しだけ紐解くと、かつてヒューマンというメーカーが1989年に発売したプロレスゲームであり、以降、ハードを変えながら数多くシリーズ化され、どれもが人気を博した。本物のプロレスラーもこのシリーズのファンが多く、様々なレスラーが同ゲームのファンであるということを公言している程である。このゲームは、実在する色々な選手のデフォルメを交え、特徴を捉えて登場させているのだが、そのどれもが偽名を用いて作られている。猪木ならビクトリー武蔵、馬場ならグレート司馬。前田は冴刃明、鶴田はトミーボンバー、三沢は氷川、川田は風魔といった具合である。この架空の名前がどれもとてもユニークで、開発者のセンスの素晴らしさを感じさせる。

話はそれたが、その最新版が新日本プロレスとコラボということで、発表時からワクワクしていたが、いざプレイすると・・・「ん?なんだこれ」と(笑)。新日本プロレスの各レスラーの実名のほかに必殺技などを忠実に再現している点はありがたいが、それ以外のキャラクター(つまり全日本プロレスやノア、大日本プロレスなど)が全く出てこない。自分でオリジナルのレスラーを作るエディット機能があるので、自分で作り出すことは可能なのだが、そのデータ量が半端なく、1人の選手作るのに何時間かかるのかというほどである。本当のゲーム好きであれば苦にはならないのだろうが、普段あまりゲームしない人には、長時間コントローラーを握ることもしんどくなってくる。このエディット機能としては、レスラーの体格から顔のパーツ、シューズの色、繰り出す技まで全てカスタマイズできてそれはそれでものすごいのだが、個人的に言えばここまで正直求めていない(笑)。ある程度形ができた状態で用意してほしかったと感じる(これは個人的な意見です)。

 

 

で、「ファイヤープロレスリングワールド 新日本プロレス」であるが、これはシリーズをずっと遊んできた人には正直期待ハズレだったのではと思う。団体の垣根を超えた戦いをしたかったのに、「実名」のレスラーを採用したことでバランスが崩れてしまった。それなら、従来の架空のレスラーだけで揃えて、もう少しキャラのサイズを大きくしてリニューアルしてほしかった。ビジュアルもプレステ4の機能が駆使されたとは言い難く、悪い意味でシリーズらしい絵面だった(笑)。

「龍が如く」というゲームはヤク●を主人公としたアクションゲームである。このゲームには、天龍、長州、藤波、武藤、蝶野を筆頭に、新日本プロレスの選手も実名で登場した。このゲームは本人に忠実に似せたキャラ(声も本人が担当することが多い)が登場することが大きな特徴で、天龍達も同様に自分の声で“出演”している。そのビジュアルはとても綺麗で且つリアルで、「龍が如く」の世界観に見事にマッチしていた。そこで私は思った。「この龍が如くの開発チームで、ぜひプロレスゲームを作ってくれぇ!!!!!!!!!」と。本当に絶対買うから!!!!!!!

 

一番スゲェのは、プロレスなんだよ!

 

(加藤 学)

関連資料:

XビジネスショートレポートVol.3 プロレス市場
https://www.yano.co.jp/market_reports/R60201101

2018 クールジャパンマーケット/オタク市場の徹底研究
https://www.yano.co.jp/market_reports/C60109800

 

関連リンク:

新日本プロレス
https://www.njpw.co.jp/

全日本プロレス
http://www.all-japan.co.jp/

プロレスリング・ノア
https://www.noah.co.jp/

アイスリボン
http://iceribbon.com/

スターダム
https://wwr-stardom.com/

WAVE
https://pro-w-wave.com/

サムライTV
https://www.samurai-tv.com/