オンラインマッチングサービス市場の概要とサービスの規模

会員数とサービス提供開始時期は、これからオンラインで展開されるマッチングサービスを利用しようとするユーザーにとって選択のひとつの指標となるが、サービスによっては累計での情報公開しかないサイトもある。

無数にネット上の「出会いサービス」がある中で、恋愛・婚活マッチングサービス「Pairs」が、他社と比べて多くの登録者数(累計570万人以上)を獲得できているポイントは、ユーザーの行動から導出した独自のアルゴリズムによるマッチングエンジンにある。「Xベンダー事例研究」として、株式会社エウレカを掲載しているのでこちらも参照されたい。

ひとりのユーザーが全会員数相手にアプローチをするわけではないので、実際にサービスを利用するにあたっていちばん大切な要素であろう「地域」での会員数が気になるのは当然である。その視点でいうと「リクルートマーケティングパートナーズ」の「ゼクシィ縁結び」が「女性の会員数の場合(ログイン1週間以内)東京在住 2000~2500人、関東で4000人前後」など、実際にアプローチする会員数の意味で充実しているといえる。

 

オンラインマッチングサービスの利用形態と管理体制

 

各社ともほぼPCとスマートフォンの両方からのアクセスである。大多数のサービスが携帯で済ませられるが、「じっくり探す」という際にはPCの一覧性がまだまだ利用価値が残る。そんななかでマッチングエージェントの「タップル誕生」は、その利用者層が和いい世代であることから、プラットフォームをスマートフォンのみに割り切っている。

Facebook連動の認証は、大手以外の企業がサービスの信頼度を上げるために利用しており、老舗の企業やオフラインの知名度と実績のある会社は信頼度に自信があるためか、Facebookと連動していない企業もある。利用者としてはサービス利用上の安心面として、Facebook連動と同時に管理体制が気になるところであるが、オフライン系以外のサービスでは24時間365日監視が差別化以前の当然のインフラになっている。また手厚いサービスを謳う企業では、「楽天オーネット」などが電話サポートにも対応している。

 

各社のサービスの特徴

 

各社のサービスは種々様々であるが、「オンライン系」「オフライン系」「サポート系」「利用料金重視系」などで区分をすることができる。
実際に会ってのマッチングを最終目的とすることはすべての系統に共通している。ネット内ですべてを完結させたい場合は「オンライン系」、企業主催の婚活パーティやイベントなどの「機会」を重視するのであれば「オフライン系」が有効である。

また会員のマッチングや実際の紹介、デートのサポートや電話相談などの手厚いサポートを受けたい場合は「サポート系」が選ばれる。無料もしくはとにかく料金を安くということであれば、それなりのサービスと手間になってしまうが、「利用料金重視系」の企業サービスを利用することになる。

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