VR技術&音声認識・AI技術で爆発的成長産業に!

現在、世界各国で盛り上がりを見せているVR(ヴァーチャルリアリティ=仮想現実)技術。ゲーム、映画、イベント興業、その他エンターテイメントサービスのみならず、医療や生産現場などでもVRの利用が進みつつあり、恐ろしいまでのポテンシャルを秘めた巨大市場に成長しつつある。
VR技術への注目が集まる中、日本国内では、2017年10月に、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が「プレイステーション ヴィーアール(PS VR)」(販売価格:税別4万4980円)の販売を開始、国内の量販店では入荷待ちの状態が続くなど、大人気となっている。(尚、同社発表では、2017年2月時点で、PS VRは世界累計91万5000台の販売実績となっている)
一方、2016年6月に東京ビックサイト(東京都江東区)で行われた産業展示会「3D&バーチャルリアリティ展」では、2,318社もの企業が出展し、来場者数が3日間で87,000人以上と盛り上がった。この87,000人という数は、エンターテイメントを楽しむ純粋な個人ではなく、何らかのビジネスを行うビジネスパーソンが主体であろうから、いかにVRが産業として高い注目を浴びていることが伺える。
株式会社矢野経済研究所のリサーチによれば、国内のVR市場(ハードウェア、ゲーム・放送等のコンテンツ、劇場・テーマパークでのサービス等を含めた市場)は、2015年に48億円、2016年(見込値)では430億円に急拡大している。更に、2020年には、2016年の20倍の8025億円にまで拡大することが予想されている。

出典:㈱矢野経済研究所「VR市場総覧2016-2017」

xbusiness ポイント:成長の鍵は「エロ」だ!

矢野経済研究所では、VR市場の成長要因として、スマートフォンと連動したメガネ(スマートグラス)が今後普及することで、ネックとなっている高額なハードウェアの価格が下がり個人利用者の人口が増えるとともに、様々な産業にVR技術の用途が更に広がってゆくことで、産業技術としての市場も拡大してゆくことがあげられている。
特に、VR技術の特性である「360度の没入感」「緻密さ(=リアリティー)」が、ゲームや映像コンテンツの進化を促し、医療や生産現場、更には教育現場に活かされてゆくことが、成長の鍵となってゆく、と見立てている。
たしかにそれはその通りなのだが・・・「360度の没入感」や「緻密さ」が最も求められるのは、そのような分野なのであろうか?ゲームや映画はVRで多少は面白くなるだろうし、医療や生産現場では、操作ミスを防ぎ、教育現場ではスキル伝達が飛躍的に向上するだろうが・・、「没入感」「緻密さ」が一番活かされ、革命的にクオリティーが向上する分野は・・真面目に言おう、それはなんといっても「エロ」ではないか!
アダルトDVDやアダルトネット画像は所詮、2次元の世界。そりゃあ、エロさはあるが・・その場にいないので・・あくまで「見ている」感覚。それが、リアルに(緻密に)「没入」(360度)できるとなると・・、革命的なパラダイムシフトである。
米国の軍事技術として開発されたインターネット技術が、90年代から民間技術として開放されたとたん何が起こったか?思い出してみて欲しい。インターネットゲーム、教育(eラーニング)・・等の産業も勿論爆発的に伸びた訳だが・・、その前に急速に普及発達したもの、それは「エロ」だった。VR技術により「VRエロ」が爆発的に普及してゆくことは歴史的な流れであろう。
すでに、アダルトビデオレーベルの雄、ソフトオンデマンドは、VRエロのコンテンツ開発に注力、ついには、自店舗であるビデオ鑑賞店「SOD VR」を2016年末にオープンする等、まさに「VRエロ」ビジネスをスタートさせ、秋葉原の同店舗では、2時間待ち!の大盛況だそうである。
VR技術を用いたPC用ゲームでのタイトルも、様々なエロ要素を含んだものがリリースされてきており、まさに今、「VRエロ」産業が萌芽しようとしている。

xbusiness提言:タッチ技術と音声操作・AIを組み合わせよ!

Xビジネスリサーチチーム(筆者)は、先日、VRによるエロ画像を楽しむ機会を得た。たしかに凄い、凄すぎる。目の前の女の子が自分の膝に座り(本当に座っている訳では無いが)、映像である筈の女優が、リアルに動いていて、こちらの姿勢、目線で体位が変化している(ように見えている)・・。
「没入感」は、革命的に進化した。但し、現時点ではまだ欠陥がある。それは「リアリティー」(緻密さ)だ。本当に「ヴァーチャルなエロ」ということであれば、触わり、触られなければならない訳であるが、画面上では、こちらからタッチできないし、タッチされないのである。
また、2次元のDVDや動画ではつまらない場面をスキップしたり、大事?な場面を繰り返すなどの「操作」が可能であるが、VRでは、ゴーグル等をして「没入」してしまっているので、機器の「操作」がままならない。

幸いなことに、これらをクリアする新技術がすでに市場に出ている。
その一つは・・VR空間で手を再現することができるモーションコントローラー「Occulus Touch」のような新デバイスである。没入中、コントローラーを動かすと、まるで自分の手が画面に・・。そして振動も伝わるという代物である。この技術が、シリコン技術等と組み合わされれば、VR空間で、VRエロ画像を見つつ、画像にタッチ(したかのような感触)が楽しめるという訳である。
そして昨今注目されるAI(人工知能)技術である。没入中、ゴーグルを外さないとできなかった操作も、音声による指示で、場面を飛ばしたり、戻したり、ひいては、体位を指定したり、プレイシチュエーションを指示したり・・・。課題であった「リアリティー」が無限大になる。
更に更に、エロVRを見ている人の動作、声等を高度にAIが読み取って、作中の女優が反応したり、何なりすれば・・、何が仮想だか現実だか分からないことになる・・・程にすごいことになる。
音声操作、AI技術も、様々な産業で活用され、とてつもない成長産業になろうとしているが、「VR X タッチ技術 X音声認識・AI」を組み合わせ、それを「エロ」にぶつけることができれば、あり得ないほどの成長産業となろう。
Xビジネスリサーチチームでは、エロVR市場を今後も研究してゆく。