水産食料品製造業[北海道 ]
後工程の自動化により人員削減、製造能力の向上に効果。充填機の更新も生産性向上に寄与
業種・食品種類
水産加工
効率化工程
生産工程
効率化事例
後工程, 機械・ロボット
売上規模
10~30億円未満
従業者の状況
従業者数
正社員・契約社員
パート・アルバイト
11名
90名
従業者の部門別構成比
製造部門
間接部門
その他
90.0%
10.0%
-%
生産関連の状況
生産量 / 稼働時間
生産量
50,000個/日
工場稼働時間
8時間/日
コスト構造 構成比
原材料費
約50%
人件費
約30%
減価償却費
約7%
その他
約13%
製造工程における設備・機械対応比率
製造工程[原材料投入から製品完成まで]
12工程
うち、設備・機械対応
7工程
設備・機械対応比率
58.3%
設備・機械担当人数
現状
5年前
設備・機械担当者計
[メンテを含む]
[メンテを含む]
-
-
設備・機械メンテ
担当者
担当者
-
-
機械・設備導入・
整備選任
整備選任
-
-
その他
担当:
担当:
-
-
!生産性向上におけるPoint
- 包装工程の労力削減のため、包装を含めた一連の後工程を自動化し、人員削減や製造能力の向上に効果
- 充填機の更新により歩留まりが向上し、生産性向上にも寄与
一連の後工程を自動化し、人員削減や製造能力の向上に効果
水産加工品製造業の同社は、基幹製品である鮭フレークのシュリンク包装を手作業で行っていたが、製造量の増加に伴い、従業員の残業時間が増加していた。
このため、シュリンク包装、箱詰め、封入、重量チェック、印字の一連の後工程を自動化し、鮭フレーク製造に必要な人員を7人削減した。削減した人員を出荷など他の業務に配置転換したことで、全体の作業効率向上につながり、製造能力は従来の5万個/日から、5.5万個/日まで向上した。
充填機の更新により歩留まりが向上し、生産性が向上
2台の充填機のうち1台を更新したことで歩留まりが0.5~1%程度向上し、生産性向上につながった。
機械設備の導入にあたっては、従業員の平均年齢上昇なども考慮して、機械メーカーに対し操作が簡単で扱いやすく、シンプルかつ丈夫な設計を要望したことから、作業効率の向上に加え、従業員の負担軽減にもつながった。