前回に引き続き、若者のTwitter利用についての調査結果のご報告です。

今回はTwitterが、心の豊かさにつながるであろう20項目の価値観を、自身の価値に関係なく、それぞれどれだけ満たしていると思うかについて集計整理しました。

結果、SNSだけに「人とのつながりが広がっていく」や「考えや気持ちを理解し合える」などの、(社会や人との)いわゆる”つながり”関連項目で最も高い充足傾向を示していました。

その他に高い充足傾向を示していたのは「変化を感じる、刺激を受ける」、「美しいものや可愛いもの、伝統に触れる」「オリジナリティを出す、個性を出す」の3つ。
これらからうかがえることは、発信するにしろ、受信するにしろ、Twitterの他方の重要な役割として、何かの変化や刺激をイメージしているということです。
平凡な日常に、ちょっとした刺激を簡単に得ることができるツールとして、Twitterを捉えていることが推察されます。

反対に、充足度が低い傾向を示していたのは「お金持ちになる」「高級品や特別なモノ、コトを手に入れる」「人の上に立つ(地位や権力を手にする)」など。
これらはどれも、かなり現実的なイメージが強い、すなわち日常に関する価値観項目ですよね。

皆さんにとっては、Twitterとはどのようなイメージのでしょうか?
いろいろあると思いますが、コレだ!というものがあるならば、ぜひ教えてください。

次回は、性別や年齢などでもう少し細かく分析した内容をお伝えしていきます。

(品川 郁夫)


*本調査結果の詳細についてのお問い合わせは、矢野経済研究所 Xビジネス開発室までお願いします。