前回に引き続き、若者のFacebook利用における価値観の充足度についてのご報告です。
今回は、性別、年齢区分別、居住地別にどれくらいの違いがあるかを見ていきます。

まず性別、Twitterと同じく男性の方が女性よりも価値を高く見ていますが、よりこの差が鮮明に表れていました。

年齢区分別でも、概ねTwitterと同様の傾向となっており、その傾向はFacebookの方がより鮮明に表れるという結果になっていました。
すなわち、10代後半とその他の世代では価値の充足イメージに大きな開きがあり、10代後半の方が高い値を示す結果となっていました。

これはFacebookの主たる利用者が30代、40代であると言われており、また今回の一連の調査結果でも利用頻度がそのような傾向にあったことから考えると、正直少々違和感を感じてしまいます。

ただ、同じく一連の調査結果から利用頻度が低くても、積極的に投稿する割合が高いのは10代後半であったことから、結局はふわーとした利用状況ではなく、どれだけ積極的に利用しているかということとの関係の方が強いということを再確認することができました。

やはり、「存在価値を高く認めているほど、利用頻度は高くなりがち」ではなく「存在価値を高く認めているほど、積極的な利用態度である」ということなんですね~~

このような結果について、みなさんはどう思われますか?
ご意見などありましたらお願いいたします。

(品川 郁夫)

*本調査結果の詳細についてのお問い合わせは、矢野経済研究所 Xビジネス開発室までお願いします。