昨今のご時世のトップワードといえば、新型コロナウィルス。昨年2019年の12月に中国の武漢で発生したこのウィルスは、いまや全世界に広がってしまっている。その感染者は2020年3月19日の時点で、全世界で201,469人、死者は8,873人となっている。日本では感染者914人、死者29人となっており、その数は日を追うごとに増加している。まさにパンデミック状態であり、決して予断を許さない状況がいまも続いている。

日々の生活のなかでも、もはや常態化してしまったマスク不足、デマから始まったトイレットペーパーの買い占め、飲食店の閑古鳥など、じわじわとその影響が大きくなっている。まさに悲喜こもごも(悲のほうが大部分なのだが)のなか、ここではとある事象にスポットを当ててみたい。それが在宅勤務である。

 

1.在宅勤務になってこれがよかった!(本稿)
2.在宅勤務になったけど、これは困る(本稿)
3.コロナウィルスと関連する化粧品市場(次稿)
4.アフターコロナの化粧品市場を把握しておきたい!(次稿)

1.在宅勤務になってこれがよかった!

感染防止のために企業でも在宅勤務・リモートワークが推奨されるようになってきたが、在宅勤務が不可能な職種もある。販売職や医療関係などがそうだ。そして在宅勤務ができても、ほかの人とのやりとりは当然ながら発生する。もっと言えば、会議の必要性はなくならない。そんなときに必要なのが、Skypeなどの音声会議、資料や相手の顔を見ながらのZoomなどのテレビ会議である。

必要な機材やネット環境を整えるのは、最初は敷居が高いかもしれないが、やってみればカンタンである(ということにしておこう)。

話が平行するのだが、在宅勤務のいいところは、なんといっても「通勤しなくてよい」「出社しなくてよい」である。つまり、ひとに会わなくていいので、服装も髪型も自由、というか気にしない、ぶっちゃけ言うと女性なら毎朝のめんどくさいお化粧をしなくていいということに尽きると思う。

2.在宅勤務になってこれは困る!

だがその在宅勤務がテレビ会議となれば、たとえ10分程度の打ち合わせでも、すっぴんいうわけにはいかない。その短い時間のために、世の女性は仕方なーくお化粧をするのである。ご愁傷様である。

ところが世の中には、そんな多忙な傷心オフィスレディを助けるサービスがあるのだ。それが、台頭著しいテレビ会議システム Zoom の「美肌」機能である。

Zoomの標準機能として「外見を補正する」というモードがある。この機能をオンにすることで、すっぴん肌も美白・美肌に色調が補正されるというシロモノだ。

Zoom 


「こんなのじゃまだ気軽にできない!もっともっと楽しいのがいい!」というワガママな貴女には、さらに楽しいテレビ会議サービスがある。それが「アバターも使える新時代のWebコミュニケーションツール Vmeets(ブイミーツ)」である。

Vmeetsは通常のテレビ会議として使用できるだけでなく、なんと自分の姿をゲームのキャラクターのようにアバターにしての会議ができるのだ。ほかにもホワイトボードツールやテキストチャット、画面共有、さらにはここまでやるかというボイスチェンジャー機能など、実用昨日から遊びココロ満載の機能まで用意されている。なんとこれも無料で公開されている。

アバターによる新時代のコミュニケーション vmeets

画像はvmeetsページから引用

こうなってくると、もはやテレビ会議だてなく、学生・生徒さんたちのコミュニケーションツールとして活用も期待される。筆者であればこのシステムを利用してバーチャル怪談会を開催すること間違いない。


事項では、「ウチの職場では在宅勤務もテレビ会議もやってません!」という貴女のため、コロナウィルス世情下の化粧品市場について考察していく。(この稿続く)


(依藤 慎司)