今日は、若者のFacebook利用における価値について金銭換算をした結果をご紹介します。

ちなみにTwitterで同じように金銭換算した場合は、(既にお知らせしている通り)46,743円/年でした。
果たしてFacebookの場合はこれより高かったのでしょうか?それとも低かったのでしょうか?

と言っても、既に冒頭でお伝えしていますのでもうおわかりですよね。
そう、Facebookにおける金銭価値は10万円/年超で、Twitterの2倍強だったのです!!

Twitterの時にお伝え済みですが、念のため、ここでの金銭価値とはどういうものかを整理しておきます。
すなわち、もし1年間まったくFacebookを利用しなければ金銭がもらえる権利があるとし、権利を行使する場合に最低欲しい金額はいくらかを調査し、集計・分析を行ったものです。
(また集計分析時には、いわゆる外れ値について、第一四分位値及び第三四分位値のそれぞれ1.5倍の値を下限、上限として除いています。)

この結果、全体平均では年間100,330円、その誤差はプラスマイナス12,382円でした。
これを月あたりに換算すると大よそ8,300円です。

この値、皆さんはどのような印象を持たれますか?
思っていたより低い?高い?あるいは、こんなもんじゃないの?

未来企画室としては、「まぁこんなところかな」という妥当な印象を持ちました。
その理由は、Twitterの金銭価値が46,743円/年だったためです。
匿名性があり比較的気楽に利用できるTwitterより、実名でしっかり自分を発信、知人とつながることができるFacebookの価値は高いのは当然かと思います。

次回は、この金額について、性別や年齢などの視点からもう少し細かく分析した内容をお伝えしていきます。


(品川 郁夫)

*本調査結果の詳細についてのお問い合わせは、矢野経済研究所 Xビジネス開発室までお願いします。