株式会社ルーナ
『死装束（エンディングドレス）ビジネス』

どんな「Xビジネス」

死装束専門アパレルブランド「さくらさくら」を立ち上げ、あの世に旅立つセレモニー衣装「エンディングドレス」として、こだわりの死装束を製造、販売している。

事業者・組織概要

本社所在地

〒812-0018
福岡市博多区住吉3-1-18 福岡芸術センター501号室

代表者

中野 雅子

設立

1958年

資本金

1,500万円

従業員数

 

電話番号

092-600-7255

URL

www.sakura-luna.jp

概要

衣装・服飾品の製造卸販売

備考

 

「Xビジネス」の概要

　「死装束」という特殊なジャンルではあるが、ビジネスとしては、一般的なアパレルの企画、製造ビジネスであり、およびネット通販によるアパレルの小売ビジネスでもある。
　自社ブランドである「さくらさくら」を全面に押し出し、直接ユーザーに販売している構造なので、アパレル業界でいうところのＳＰＡ（製造小売）業態である、とも言える。（ＧＡＰ、ユニクロ等のブランドと同様のビジネスモデルである）
　一方、一般のアパレル業界がネットワークを持たない葬儀関連事業者、病院・ホスピス、老人ホーム、呉服店、保険代理店と販売代理店契約をしており、その点では、アパレル業界としては極めてユニークな業態となっている。

ビジネスモデル/サービス

　「ムー」は、基本的に紙媒体の月刊誌であり、ビジネスとしては、出版業である。株式会社学研プラス　「ムー」編集部は、取材、寄稿等の情報を元に、記事を執筆、編集し、書籍卸（日販、トーハン他）を通じて、全国の書店、雑誌販売店に流通させている。
　また、同社では、「ムーＰＬＵＳ」という名称にて、「ムー」の公式サイトを運営するとともに、月額900円のＷｅｂマガジンを発行しており、有料会員に対して「極秘情報」を提供している。
　尚、公式サイトの中にある、お知らせコーナーは「ムー民ひろば」という名称で、各種情報が提供されている。

なぜ「Xビジネス」

多くの人がイメージすらできない「死装束」の概念を、「終活ファッション」「エンディングドレス」としてプロデュースし、新しいアパレル分野として商品を世に打ち出している！　これは、まさに常識をブチ破るeXtreme（ぶっ飛んだ）発想がなければできないビジネス（＝Ｘビジネス）である。

「Xビジネス」度数

魅力 : 4

購買者の8割が、遺族ではなく、存命している「終活中」の方であり、魅力ある「エンディングドレス」を選んでいる。

熱 : 4

旅立つ人を美しく見送るという、ビジネスを着想し、実際に形にしてゆくのは、静かな「熱」がなければできない。

尖り・ぶっ飛び度 : 5

死装束を「エンディングドレス」として、ブランド化する発想は、相当に尖った発想である。

匠・技 : 5

葬送事業者からの儀礼文化をしっかり学んだ上で、見送りの正装としての上質な作り込みがなされている。

面白さ : 3

ビジネスとして極めてユニークであるが、旅立つ方への尊厳は当然に守られている。