「Facebook」はLGBTに不人気

 社会的に性的マイノリティーとされるLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)の方にアンケートを取ったところ、LGBTの方の58.8%が「Facebook」を「利用してない」と回答した。(同様の調査で、非LGBTの方では同65.3%)

 実名や学歴を外部に晒す「Facebook」は、昨今、「中高年のおじさん」ツールとも言われ?(断定はしないが、そのように筆者は感じている)、若者を始めとして全般的に利用者離れが進んでいる模様であるが(その分、他のSNSへユーザーが移動しているようだが)、LGBTの方にとっても、あまり使い勝手が宜しくないSNSであることが、調査結果から分かった次第である。

次回は「LGBTツーリズム」について記述します。

(松島勝人)

関連資料:

LGBTマーケティングレポート2021 シリーズ1:消費者としてのLGBT分析
https://www.yano.co.jp/market_reports/R62200501

LGBTマーケティングレポート2021 シリーズ2:職場におけるLGBT調査
https://www.yano.co.jp/market_reports/R62200701

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