【プロレスオタク】うっせぇうっせえうっせえわ!!!!
表題の意味をお分かりだろうか。プロレスファンが試合中に選手へヤジ飛ばしている言葉ではありません。
最近、若い女性シンガーが歌うサビの部分である(曲名も「うっせぇわ」)。歌手の名前はAdo(アド)という。水森亜土ではない。
いま、10~20代にとても人気がある歌手で、今後の活躍が大いに期待されるところだ。
突然だが、「ボブサップ」をご存知だろうか。最近めっきり出場しなったので若い人はあまりピンと来ないかもしれないが、K-1など格闘で一時代を築いたファイターである。
彼が世に出た当時は、対戦相手の宣材写真をモグモグと食べたりして煽って、わかりやすいヒール風な立ち振る舞いが老若男女に支持された。悪役なのに女性子供に人気があるというのはある意味凄いことだ。
そういうキャラクターがプロレス界に最近いないようにも思う。
どのプロレス団体にも正義と悪がいて、それが図式となりストーリーとなって展開していく。
でも、ボブサップくらいに愛されキャラのいる団体はない。規格外のパワーもさることながら、強さと怖さと可愛らしさを持ち合わせていることってすごく貴重な存在だと思う。
そこを目指せとは言わないが、ボブサップレベルのレスラー像を確立できたら、強い団体になるんだろうなと思う。
路線はやや違うかもしれないが、新日本プロレスの「髙橋ヒロム」は、いいレスラーだなぁと思う。試合の旨さや強さはもちろん持ち合わせているが、試合以外の“仕掛け”が他の選手より優れている。いつも手に持っている「猫のぬいぐるみ」なんかもそうだ。
昭和時代からプロレスを見ている自分にとって、カワイイ猫のぬいぐるみを両手に抱いて入場するなんてイメージしたこともなかった。そういう意味では、振り切った感を魅せてくれているヒロム選手のレスラー像はボブサップレベルに近いと勝手に思っているが、どう思いますか?うっせぇうっせえってか?(笑)
プロレスLOVE!!
関連資料:
2020 クールジャパンマーケット/オタク市場の徹底研究
https://www.yano.co.jp/market_reports/C62108100