前回までのあらすじ:
 緊急事態宣言で夜やることが無くなった筆者は、何故かオンライン英会話を開始。フィリピン在住の英語講師との会話レッスンを始めたのであった。これまでに出会ったEmile、Jayは馴染んだ頃にいなくなった。3人目のVicに全てをかける!

Day18 Vic

 フィリピンの聞いたことのない島に在住し、観光学を学んでいるというVicとのレッスンも3回目を迎えた。

 
 

Hi,good evening!

Hi, nice to see you again and again! (アゲインを2つ加えることで、3日連続で会っていることを強調)

 

キョウモアエマシタネ、○○サン(ファーストネーム短縮形で呼ばれるのに、もう違和感はない。体が英語にかなり慣れてきているのだろう)

コッチモ、Vicにマタアエテ、ウレシー(女に呼び捨てって、なんか違和感があった俺だが、もう大丈夫。全く違和感はない。オンラインではなく対面だったら、外人のようにハグもためらわずにできるのではないか、そんな今日この頃だ。当たり前に呼び捨てをしているうちに・・・危うく、彼女・・・・と錯覚しそうになる・・・が、まあ、それはそれで・・・と思えてきた。慣れる・・ってこうゆうことなんですね)

 

サイキン、イイコトアリマシタカ?

アア、トクニナイ (つうか、メッチャ嫌なことばかりだが、表現が面倒)

 

オー、ノー

ドンウォーリー (つうか、慰めて欲しい・・・が、表現が面倒)

 

ナンカアリマシタカ?

・・・・カイシャモンダイ(複雑な会社での問題を説明しようとする)

 

フォワット?

・・・・カイシャモンダイ、イロイロ(複雑な会社での問題を更に説明しようとする)

 

フォワット?

 フォワット疑問文に回答するタイプの会話であっという間に15分程度が過ぎる・・・・

 

コロナのジョウキョウ、フィリピンではドウヨ?(スムーズな発音で)

 

カワッテマセンネ・・・オー、ソーリー、モウ、ジカンがキテシマイマシタ・・

オー、ジカンスギルノハヤイ(スムーズな発音)

 もう20分過ぎたが、まあ、あせることはない。見えた・・・・見えてきたぞ。フィリピン英会話の真髄が!

 

Day19 Vic (事件勃発)

 フィリピンの聞いたことのない島に住む、観光学を学んでいるVic。毎日会話していれば、もっと深い話できるぜ・・。よし、今日は、彼女のプライベートに少し踏み込むぞ・・へへっ・・・。(ジジイの笑い)

 

Hi,good evening! (声だけ聞こえるが画面真っ暗)

アレ? ミエナイヨ

 

ソーリー・・・・・ブチっ (ん?回線切れた?)

オーイ

 

・・・・・・・・・

ヘーイ

 

・・・・・・・・・(真っ暗)

ホワイ???

 

・・・・・・・・・(真っ暗)

ホワット???

 「只今、回線状況に問題が発生しました。ネットの接続をご確認下さい」という日本語のテキストメッセージが画面いっぱいに出現・・。ファーーック!

20分経過
 

ブラックアウト・・・・(真っ暗・声だけ最後に聞こえた)

ブラック・・・アウト???

ブチッ
レッスン終了・・・。

 一体何が、起こったんだ??この20分間は何だったんだ?

 すると、「ピローン」とスマホからメール着信音が・・。
 「○○様。いつも○○英会話をご利用していただき誠にありがとうございます。本日のレッスン中、フィリピン○○島にて、停電が発生し、お客様のレッスンが中断されてしまいました。大変申し訳ございません」・・・・え?停電?

 フィリピンの片田舎の島では停電発生よくするらしいですね・・・・って、オイオイ・・ガールズバーで、女の子と会話10秒しかせんで、がっつり金取られた気分なんですけど・・・・。

続く

松島 勝人

関連資料:

2021 語学ビジネス徹底調査レポート
https://www.yano.co.jp/market_reports/C63100700

関連リンク: