株式会社スピードワープロ研究所
『字幕放送を支えるプロ集団』

どんな「Xビジネス」

NHKや民放各局のニュース番組やバラエティ番組等の字幕放送のオペレーションを担当する国内最大の専門会社。日本唯一のステノキャプショナー(字幕速記者)を養成する機関を持ち、全国の字幕放送を支えている。

事業者・組織概要

本社所在地
〒160-0023
東京都新宿区西新宿4-14-4
代表者
柴田邦博
設立
1995年5月
資本金
10百万円
従業員数
 
電話番号
03-3377-0099
URL
www.speed-wp.co.jp
概要
テレビで話された言葉をリアルタイムで文字にして伝える「字幕放送事業」。放送技能者養成所「スピードワープロ学院」を東京・大阪・名古屋・福岡・仙台で展開。
備考
 

「Xビジネス」の概要

 株式会社スピードワープロ研究所は、「1秒に5字打つ」という「スピードワープロ」の速記技術を学ばせる、いわゆる速記者の養成機関「スピードワープロ学院」を運営する事業者である。
 日本の放送法では、聴覚障碍者に配慮してテレビ番組における字幕放送が義務付けられており、その放送字幕のオペレーター業務を担う専門職を「ステノキャプショナー」と称するが、同社では「ステノキャプショナー」による、生字幕放送等のオペレーションを主たる業務としている。
 NHKや民放キーテレビ局が放送している「報道・ニュース番組」「バラエティ番組」「スポーツ番組」「高視聴率人気番組」「緊急特別報道」の主要番組を担当しており、まさに日本の字幕放送を支えるプロフェッショナル事業者である。

 「ステノキャプショナー」が使用している超高速入力用キーボードは「ステノワード」と呼ばれ、文字入力キーがわずか10個しかなく、習熟すると1分間に300文字以上の日本語を超高速入力ができる。
 このように入力技術者を養成しつつ、入力技術の開発技術も併せ持っており、放送業界の字幕放送には欠かせない存在となっているのが同社である。

ビジネスモデル/サービス

 字幕速記者「ステノキャプショナー」を養成する「スピードワープロ学院」は、通学制の専門学校である。月謝は週3回の通学で22,000円(税込)/月となっている。
 テレビ放送局向けの字幕放送業務については、同社の「スピードワープロ字幕放送センター(字幕放送部門)」が担当し、放送局から直接受託契約を行って対価を得るビジネスを展開している。
 専門技術者を自ら運営する学校で養成し、その人材を活用して、放送局の業務を受託しているという構成である。

なぜ「Xビジネス」

ステノキャプショナー(字幕速記者)というXな技能(=特殊技能)を養成する日本唯一の機関を擁し、字幕放送という目立たぬ存在でも聴覚障害600万人の福祉に多大な貢献をしているeXcellentなビジネス。

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