まあ、20~30代位の方ですと該当者は30%程度に落ちておりまして、その年代ですと、親の実家で正月過ごす人は、おせち食べるのかもですが、昨今では、コロナで帰省もままならず、家族揃ってお正月・・・とはいかない家庭も多かったのでしょうから、○○家伝統のおせち料理を楽しむ、という機会が減っているのかもですね。

一方、筆者(男)は、今年のお正月で、おせち料理作成歴はおよそ20年目を迎えました。もう、私にとって「おせち料理」は、毎年冬休みの余暇時間の80%を占めるものとなっております。(毎年、地獄のような、修行ような、そんな忙しさです。おせちで・・)

例年、御用納め(12月28日)の日の夜からさっそく材料の買い出しをスタート。そんで、諸々の仕込みを開始し、睡眠時間を極限まで削って、煮物(黒豆、高野豆腐、七宝煮、里芋)、焼き物(こんにゃく、ホタテ、鯛、チャーシュー、ごまめ)、生もの(数の子)を整えていきます。

なにせ、黒豆一つ完成させるのに、余裕で5時間かかりますからね。(塩水で一晩寝かすことから始めると、実は丸1日かかりますが!)。チャーシューとか、豚肉縄で縛って、あーでこーでしてたら、こっちも余裕で半日を消費。2,3品を並行して進める、という機転が何年やってもきかないので(というか並行してやると、調理をミスりやすい)、ついつい、睡眠時間を削って、夜中調理場に立ち続ける訳です。(ちなみに、日中は、家族がいるので、おせちの調理のための台所占有が不可・・・なので調理は主に真夜中に)

ぐおっ。今年(2021年末)は曜日の並びが悪い。27,28日が土日とかであれば、仕込みにも余裕が持てますが、普通に平日なので会社へ。更に、うちの会社は29日も営業していて、益々、買い出し、仕込みの猶予が足りず、まあ、28日の深夜に買い出しにはいきましたが、煮物スタートが29日になりました。スタートダッシュに乗り遅れた感が半端無いです。
煮物を全力で、30日深夜までに終わらさねば・・・。焼き物をゆっくり31日に仕込めない・・。急げ・・急げ・・。

調理と睡眠時間を濃縮して、迎えた12月31日、紅白歌合戦が終わる頃に、ギリギリ、かまぼこ、伊達巻を切りそろえ、漆塗りの重箱に盛り付け、除夜の鐘(NHKの時報)前になんとか完成。セーフ。く~、ようやく、一息(冷蔵庫に重箱を保存)、年明け早々の番組を見て、酒飲んでウトウトしてたら、もう正月の朝。家族に私のおせち料理を披露し、今年の作品をお互い評価しながら、一同、おせちを食します。
「くっ、黒豆ちょっと焦げてるっ」
「かっ、数の子、塩抜き過ぎっ」
「じっ、自家製チャーシュー、六角入れすぎっ」
毎年、毎年、おせち料理のマイナーミスが家族から指摘され、これまでの恐ろしい苦労は、元旦から報われず、焦げの香りのする黒豆は大量に食べ残されるという、まあ、よくある事態になりまして。しかし、おせち料理はこの三が日を過ごす、唯一の食料。(並行して雑煮も食べますが)。比較的、うまくできた食材は食べてもらいやすぜ。

で、三が日が終わる頃、酒、酒、酒・・、家族が食べ残した、黒豆、黒豆、黒豆・・・を食べ終え、あー、おせち料理も完食~、となりました。

ぐおっ。今年(2022年)は、もう、1月4日から平日じゃね~かよっ。ま、うちの会社は5日からだから良かったが。例年なら、もう少し、おせち食ってから、気持ちを切り替えられる日が数日あるんすが、もう、始業・・。おせち作り、おせち作り・・・、そしておせち食い、おせち食い・・・・で、疲弊した冬休みでした・・・。
そして、成人の日の3連休を終えた今日、1月11日(火)ですが・・・・仕事への忌避、拒否感も相まって・・・・すんげえ疲れてま~す・・。ぐへ。

ま、それでも、また、今年の年末、おせち料理作るんですけどね。紀文さんの「全国お正月調査」、協力しますよ~。

松島勝人