ありそうでなかった、TKG(卵かけご飯)用ブランド卵専門店
皆さんの家庭では卵を1パックいくらで購入していますか?
スーパーの特売では150円前後で売られていることも。
基本的に卵は安ければ安いほどありがたい、消耗品的位置付けとして見られているのではないでしょうか。
今回はそんな常識を覆す、1パック800円の高付加価値でも人だかりができる驚きの卵屋さんをご紹介します。
その名も「幻の卵屋さん」。
一般社団法人 日本たまごかけごはん研究所(以下、日本たまごかけごはん研究所)が運営しています。
取り扱う卵は、ニワトリをケージで管理するのではなく自由に運動できる「平飼い」で生産したものや、
こだわりの飼料を使うことで特徴的な風味を実現した卵など異色の卵ばかり。
ちなみに、筆者は柚子の香りの生卵、「ゆずたま」に感銘を受けました。
個性豊かな卵の中から好きなものをバイキング形式で選んで購入するので、味を想像しながら選ぶ楽しさもあります。
また、日本たまごかけごはん研究所では「たまごかけごはん祭り」というイベントも定期的に行っており、卵かけご飯に合うブランド卵のグランプリも実施し、卵かけご飯ブランド卵の知名度向上に努めています。
ただの卵として販売するのではなく、素材の味が問われる「卵かけご飯用卵」と銘打つことで卵をエンターテインメントにまで昇華、高付加価値帯での需要を喚起。
最近最も感銘を受けた「コト消費」の事例です。
名 称:一般社団法人日本たまごかけごはん研究所
事務局:東京都文京区本駒込5-72-1 ファインライフ本駒込101-1
理 事:代表理事 上野 貴史 (株式会社 八紘 代表取締役)
https://www.japan-tkg.jp/
土井輝美
関連資料:
2021 クールジャパンマーケット/オタク市場の徹底研究
https://www.yano.co.jp/market_reports/C63111100
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