7月23日、千葉の幕張メッセで「ワンダーフェスティバル2022夏」が開催されました。

ワンダーフェスティバルは、造形メーカー海洋堂が主催する世界最大級の造形・フィギュアの祭典で、
例年原型製作者によるガレージキットや造形物の展示・販売が行われるほか、企業ブースでの製品展示、コスプレイヤーによるコスプレ等も行われています。
今回は新型コロナウイルスの第7波の影響で欠席するメーカー、ディーラーも多く見受けられましたが、会場は前回のWF2022冬よりも盛況でした。

本コラムでは今回注目したメーカーと製品を紹介します。
 

①株式会社海洋堂
主催企業の海洋堂からはウルトラマンや仮面ライダーなど特撮ヒーローもののほか、アニメキャラクターのアクションフィギュア、アートフィギュアなどバラエティ豊かなフィギュアが展示されていました。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

②株式会社アゾンインターナショナル
 ドール事業大手のアゾンインターナショナルからはフィギュアのほかドールが多数展示。今回の目玉はゲームアプリ『アサルトリリィ Last Bullet』シリーズのドールで、同作品からは書籍『アサルトリリィ 電撃新潟奪還戦』の先行販売も実施。

 

 

 

 

 

 

③株式会社セガ
 同社のホビーブランド「S-FIRE」からは専用ARアプリを通すことでエフェクトを楽しめるフィギュアが展示。フィギュア×ARの本製品から、新技術を用いたフィギュア展開の可能性を感じます。

 

 

 

 

 

 

 

④株式会社コスパ
 キャラクターグッズやコスプレ衣装の製造販売を行うコスパの新ブランド「COSPA Essentials」から『ディズニー ツイステッドワンダーランド』の「ナイトレイブンカレッジ」公式制服を発表。
 「COSPA Essentials」はデザイナー山下隆生氏らとのアライアンスによって実現しており、日常使い可能なクオリティでファッションとコスプレの新しい可能性を模索するブランドであるようです。

 

 



 

  この他にもたくさんの新作フィギュア・グッズが発表されており、フィギュア市場の動向調査が楽しみな盛況ぶりでした。

 毎年発刊の『クールジャパンマーケット/オタク市場の徹底研究』は今年も9月末に発刊予定です。フィギュアを含めたオタクマーケットの市場調査データを掲載しますので、発刊までお待ちください。

関連資料:

2021 クールジャパンマーケット/オタク市場の徹底研究
https://www.yano.co.jp/market_reports/C63111100

関連リンク:

Wonder Festival 2022 Summer - ワンダーフェスティバル
https://wonfes.jp/specialsite/