2022年8月31日、
『2022 クールジャパンマーケット/オタク市場の徹底研究 ~消費者調査編~』発刊
調査目的:
近年、「オタク」という言葉からネガティブなイメージは薄れつつあり、「オタク」はもはやマイナーな存在ではなくなっている。また、「オタク」が市場の担い手となっている産業も数多く存在し、経済に与える影響も大きくなっていると考えられる。日本国内のみならず海外でも「オタク」向けとされているコンテンツ(アニメ、コミック、ゲーム等)は高い人気を誇り、近年では「クールジャパン戦略」を掲げ、国を挙げてコンテンツ産業を振興する動きもみられている。
そこで本書では、従来はマーケット分析されることが少なかったニッチな産業にも注目し、可能な限り詳細な解説を行っている。「クールジャパンマーケット/オタク市場の徹底研究」は、弊社で定義した「クールジャパン/オタク市場」について、主に各分野の「オタク」と言われる熱量の高いファン・ユーザーに向けたビジネスからなる市場について、「市場構造」「市場動向」「業界動向」「消費者動向」「製品・サービストレンド」「市場トピックス」などの観点から分析・解説しているレポートであるが、今年版より「市場分析編」と「消費者調査編」を分冊して編集しており、本書は「オタク」を自認する消費者へのアンケートを集計した「消費者調査編」である。
本書が、「クールジャパン/オタク市場」の理解や、読者のビジネス・研究活動の一助となれば幸いである。
調査対象:
15~69歳の一般消費者10,000人。オタク活動や消費動向に関する本アンケートは、自身を「オタク」と自覚している人、もしくは他人から「オタク」であると言われたことのある人。
調査対象のオタク分野は、「アニメ」「漫画」「ライトノベル」「同人誌」「プラモデル」「フィギュア」「ドール」「鉄道模型」「アイドル」「プロレス」「コスプレ衣装」「メイド・コスプレ関連サービス」「デジタルゲーム」「インディー・同人ゲーム」「アナログゲーム」「トレーディングカード(ゲーム)」「ボーイズラブ」「ボーカロイド」「トイガン」「サバイバルゲーム」「ラジコン」「ミニ四駆」「ミニカー」「声優」「PC 組み立て/電子工作」「ディズニー関連」の 26 分野としている。
調査方法:事業者への面接取材、アンケート調査、電話調査、弊社独自の資料等により調査を実施。
調査期間:2022年7月~2022年8月
なお、本年度から分冊となり、市場動向、市場規模、参入事業者動向は2022年9月下旬発刊予定の『2022 クールジャパンマーケット/オタク市場の徹底研究 ~市場分析編~』をご覧ください。
▼以下、『2022 クールジャパンマーケット/オタク市場の徹底研究 ~消費者調査編~』パンフレット