みなさん、こんにちわ!
本日も『未来を数字に』プロジェクトの投稿です。

前回に引き続き、若者の心の豊かさにつながる価値観についてとなります。
今回は、価値観について性別、年齢区分別、居住地別にどれくらいの違いがあるかを見ていきます。

まず性別、全体的な傾向として男女差に大きな違いはありませんでした。
ただし男性よりも女性の方が価値観の項目別に差が大きいことが確認できました。

これをわかりやすく言うと、男性よりも価値観への感じ方のメリハリが大きいということですね。
ちなみに女性ならではの特徴として、「美しいものや可愛いもの、伝統に触れる」や「若々しく/美しく/かっこよくなる、見られる」ことで心が豊かになりやすいようです。

また年齢区分別でも同じく大きな違いはみられませんでした。
ただ、こちらも少し興味深い傾向が確認できました。

各価値観項目別の傾向は同じであるものの、年齢が低いほどそのポイントが高くなっています。

すなわち、価値観の項目内容にかかわらず、年齢が低いほど、心の豊かさを感じやすいということです。
もっとわかりやすく言い換えると、若者になるほど、総じて楽観的、前向き、ポジティブな傾向にあるものと推察されます。

残る居住地別については、全く同じとは言いませんが、ほぼ同じ傾向となっていました。
(居住地によって違いはないということです。)

この結果について、みなさんはどう思われますか?
ご意見などありましたらお願いいたします。

(品川 郁夫)

*本調査結果の詳細についてのお問い合わせは、矢野経済研究所 Xビジネス開発室までお願いします。